2014年10月15日水曜日

和ハーブ協会打ち合わせ


今日は、朝から風邪気味。。。

一日、台風の後の片付けやら米の販売作成会議やら色々ありましたが、


みんなの集落研究所の阿部さんに誘ってもらい、日本和ハーブ協会の方々と津山の久米ロッジで会合がありました。

http://wa-herb.com/


久米ロッジではお姉様方が夕食を作ってくれました。

おいしい。エゴマの天ぷらが特に美味しかったです。




代表の古谷さんからわかっているようでわかってないマーケティングの話をお聞きして、
付加価値をつけるのに必要なこと二点教えてもらいました。

・そこでしかできないもの(歴史的なもの、機能的なもの、プロジェクトX的なもの)
・市場が求めているもの


やっぱり、文系の僕的には、歴史とか文化とか習俗とか精神性とか、

あるいは人の人生のコアな部分が商品やサービスに反映されないと、

地域で作っていく商品はおもしろくないなーと思います。






2014年10月13日月曜日

シェアハウスのメンバーが運営する「山村茶屋」


外は台風の音でがたがたいってますが、かなり滞っていたブログ久しぶりに書きます。


少しずつ改修をすすめて来た古民家「ます屋」が山村茶屋としてオープンしました。

11月3日までは県のアートブリッジ事業をうけていて金〜月の10時〜17時まで開けています。

一階部分が茶屋&梶並ギャラリー、地下部分でアーティスト滝沢氏のインスタレーションがみれます。


ここまでくるのに本当にたくさんの方の協力を頂きました。

どれひとつ欠けても、ここまではこれなかったな、としみじみ思います。


運営は山村シェアハウスのメンバーがしています。店長のシェアハウスのメンバーです。

メインはお茶漬け(黒豆ぜんざい、珈琲もあります)。

梶並のおばあさん達が作ってくれたお漬け物、

耕作放棄地を再生して育てたお米に、

今の時期しかとれない赤山椒とヤマメのほぐし身をつけて出汁茶漬けにしました。

名付けてお茶漬け膳。

地域の高齢者の方と仕事でつながれるので面白いです。




茶屋から見える風景です。先週虹がかかりました。



毎週、遠くからも近くからもたくさんの方に来て頂きありがとうございます。

色々とご意見を伺うので、少しずつよいものにしていきたいと思います。



梶並には、仕事になる種は本当に沢山あります。

ここにいさせてもらえる間、

その種のいくつかを育てて花ひらくところまでやっていけたら、

なんておもっています。

山村茶屋は、その中のひとつです。


若者が地域のものを使って活き活きと働ける場所がたくさんあったらいーなーと思います。






2014年6月9日月曜日

農山村×ニート自立支援「人おこしP」


梶並での田植えもおわり!

今年は田植え唄を歌いながらの田植えも体験しました。

今まであまり目を向けてこなかった農山村における芸能が作業を楽しむ為の工夫であり、

芸能には、昔の人の精神性が反映されているな、と感じました。



先日は、梶並で美作市主催の「草刈りオリンピック」も行われました。

メンバーは、あの兄弟に扮して出場w

惜しくも優勝はのがしました




さて、梶並へきてから、なぜかシェアハウスには社会でニートや引きこもりといわれてい

る若者がちょいちょい来るようになりました。これまで、関わってきた若者は6人程。

彼らと暮らして行く中で、少しずつ彼らが変わっていくのは、勉強にもなり、やりがいも

あるなと感じています。

中には、地域でアルバイトをし、自分でPCを買ってデザインを勉強しはじめた人もいま

す。シェアハウスには、このような若者だけでなく、起業を志す若者や、シングルマザ

ーとその子供、田舎で新しいことに挑戦したい若者、たまに海外の人も一緒に住んでい

て、様々な背景をもつ人と交流をもつことができます。

当事者同士が集まる福祉の分野では、あまりない環境かもしれません。

このプロジェクト「人おこしプロジェクト」と呼んでいます。

名付け親はジーザス原というSH入居者第1号の男。彼もニート脱出組です。

http://youtu.be/oznnYXwAYJs

「人おこし」では、地域での活動を通じて人に役立つこととか、生きていく為の実感を人

と自然の中でつかんでもらう体験をしますが、本質は、ニートや引きこもりを変えること

ではなくて、彼らをとりまく周辺の人たちが変わることで彼らが変わっていくのだと思う

に至っています。


時間はかかりますが、そういう意味で彼らの存在は、社会を変えていく力がある。

今年は、梶並だけでなく、連携できる岡山県内の農山村で、彼ら向けに「農山村×若者自立

支援プログラム」を年4回準備するように動いています。

専門的なNPOや行政、臨床心理士のグループと連携しながら実施します。
























2014年4月2日水曜日

美作市地域おこし協力隊卒業


4月1日になりました。

私、激動の美作市地域おこし協力隊の任期3年を終えました。

2011年に岡山市から美作市へ美作市地域おこし協力隊として移住。

期間中、人とチャンスに恵まれました。

関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

ここまでこれたのは、

みなさんのおかげです。



2011年春、

私は、田舎に未来をみた、いち学生でした。

上山での棚田再生から始まり(草刈りパラダイス)

梶並地域への移住(地元協議会の会長がネクタイをしめて市長に直談判してくれました)

仲間集め(田舎で1人はさみしいです)

山村ワーキングホリデー開催(田舎の仕事と地域おこしが体験できるイベント。大盛況)

山村シェアハウス開設(梶並地域の空家は150軒以上ありました)

山村エンタープライズの設立(若者4人で立ち上げました)

2年前に梶並へ移住してから、4月の時点で、

梶並への若者の転入者は約20名(シェアハウス入居者含む)になりました。






地域おこし協力隊としての日々は、一言でいうと、

自分を超えていくための挑戦、それによる失敗と成功の日々の連続でした。

こんな感じで毎日すぎていきました(馬場君ありがとう)



がむしゃらに働いたおかげで協力隊期間中は自爆を含めて2回も死ぬ目に会っています(若気の至りです)


その度に再起してこれたのは、支えてくれた地域の方、行政関係者、移住者メンツのおかげです。


これからの仕事はあまり決まっていませんが、これまでの活動を着実に積み上げ発展させ

つつ、一つ一つ仕事に昇華していく感じになります。主にここのメンツですすめます。




若者が集う「山村シェアハウス」/外向けに古民家オフィスを開放し仕事の種をつくる「山村シェアオフィス」/梶並滞在者の宿「民宿ます屋」/若者自立支援と地域おこしとのアイノコ「人おこし」/海外に梶並の良さを発信する「海外ツアープロジェクト」/耕作放棄地再生「農業P」/地域人材の育成「美作学」/協力隊事業の成果最大化に向けた「協力隊向け研修」/



一つ一つトライを重ね、形になりそうなものも出てきました。

山村シェアハウスも満員御礼で再出発し、エンタープライズも法人化目の前です。

ここまでがむしゃらで周りをみる余裕もなかったのですが、

少し緩やかに確かなものを着実に積み重ねる、そんな一年にしたいです

(地域の独居のおばあちゃんの話とか今年はたくさん聞きたい)




任期ぎりぎりの31日まで、

県民局やNPO、岡山高等学院等の協力を得て若者自立支援プログラム

「人おこしプロジェクト」を行っていました。

シェアハウスの第1号入居者のジーザス原が名付けたプロジェクト(ジーザス原は最近アーティストデビューしました)

これからの楽しみが膨らんでいきます。

倒れる時はまえのめりと決めているので、まだまだ走ります!笑










2014年2月13日木曜日

ブログリニューアル!


地域おこし協力隊としての任期切れを控えブログを新しくしました。





4月より本格始動いたしますー!


春よーこーい。