梶並での田植えもおわり!
今年は田植え唄を歌いながらの田植えも体験しました。
今まであまり目を向けてこなかった農山村における芸能が作業を楽しむ為の工夫であり、
芸能には、昔の人の精神性が反映されているな、と感じました。
先日は、梶並で美作市主催の「草刈りオリンピック」も行われました。
メンバーは、あの兄弟に扮して出場w
惜しくも優勝はのがしました
さて、梶並へきてから、なぜかシェアハウスには社会でニートや引きこもりといわれてい
る若者がちょいちょい来るようになりました。これまで、関わってきた若者は6人程。
彼らと暮らして行く中で、少しずつ彼らが変わっていくのは、勉強にもなり、やりがいも
あるなと感じています。
中には、地域でアルバイトをし、自分でPCを買ってデザインを勉強しはじめた人もいま
す。シェアハウスには、このような若者だけでなく、起業を志す若者や、シングルマザ
ーとその子供、田舎で新しいことに挑戦したい若者、たまに海外の人も一緒に住んでい
て、様々な背景をもつ人と交流をもつことができます。
当事者同士が集まる福祉の分野では、あまりない環境かもしれません。
このプロジェクト「人おこしプロジェクト」と呼んでいます。
名付け親はジーザス原というSH入居者第1号の男。彼もニート脱出組です。
http://youtu.be/oznnYXwAYJs
「人おこし」では、地域での活動を通じて人に役立つこととか、生きていく為の実感を人
と自然の中でつかんでもらう体験をしますが、本質は、ニートや引きこもりを変えること
ではなくて、彼らをとりまく周辺の人たちが変わることで彼らが変わっていくのだと思う
に至っています。
時間はかかりますが、そういう意味で彼らの存在は、社会を変えていく力がある。
今年は、梶並だけでなく、連携できる岡山県内の農山村で、彼ら向けに「農山村×若者自立
支援プログラム」を年4回準備するように動いています。
専門的なNPOや行政、臨床心理士のグループと連携しながら実施します。